てんかん治療薬のテグレトールについて

テグレトールとはてんかんの治療薬の商品名で一般名はカルバマゼピンと言います。
テグレトールは側頭葉てんかんの特効薬として使われています。

側頭葉てんかんとは成人が発症するてんかんの代表的な種類で高齢のてんかん患者の多くが側頭葉てんかんを発症しています。

特徴としては無自覚のうちに行動してしまう自動症の症状です。
症状の前兆がない場合は本人が自覚する事ができないので、非常に危険で重大な問題が起きてから発覚する事も珍しくありません。

この側頭葉てんかんの治療薬の第一選択肢として使われている治療薬ではありますが、副作用もあるので実際の治療では様子を見ながら使用していきます。

テグレトールを使用した事で全ての人に副作用が出る訳ではなく、副作用があらわれる人の方が少ないくらいです。

それでも人によっては眠気やふらつきを感じる場合があります。

低ナトリウム血症、白血球減少、肝機能障害がある人は絶対にテグレトールを使用してはいけない訳ではないですが、それ以外の人と同じように長期にわたって使用してはいけません。

テグレトールの副作用の中で一番注意するべきなのは発疹です。
発疹はテグレトールの副作用の中でも急激に悪化して重症化しやすいからです。

もし服用をし始めてから発疹の症状が出た場合はすぐに服用するのを中止して医師に相談するべきです。

テグレトールは正しい服用方法を守っていればそれほど副作用のリスクが高い治療薬ではありません。
しかし妊婦の場合は話が違ってきます。

テグレトールは妊婦が服用すると胎児に悪影響を及ぼす可能性があるので、妊婦は基本的に服用するべきではありません。

特にバルプロ酸というてんかんの治療薬との併用は胎児に悪影響を及ぼす可能性が非常に高くなるので、絶対に妊婦は服用してはいけません。

妊娠中である場合はテグレトール以外のてんかん治療薬を使用するので、医師に妊娠中である事は必ず告げなくてはいけません。

また服用中に妊娠が発覚した場合はすぐに服用を中止して医師に妊娠した事を報告して治療薬を変えてもらうべきです。

テグレトールのジェネリックであるカルバトールとは

カルバトールとはてんかんの発作を抑えるジェネリック医薬品の一つです。

ジェネリック医薬品とは新薬と同じ有効成分で作られている医薬品で医薬品の安全等に関する厳しい法律や規制をクリアしている医薬品の事です。

効果や安全性はしっかり確保されているので、服用方法さえ守れば安心して使用する事ができます。

てんかんの発作を抑える効果だけでなく、鎮静作用もあります。
そのためてんかんの症状による過剰な気分の高まりも抑える事ができます。

カルバトールはてんかんの治療薬としてだけでなく、躁鬱病の治療薬としても使われています。

以前はてんかんの治療薬としてよりも躁鬱病の治療薬としての方が一般的でした。

重い血液障害のある人や過去に三環形抗鬱剤を使用した時に過敏症の症状があった人など服用できない条件がいくつかあるので、服用前に医師から尋ねられた質問に関しては正確に答えなくてはいけません。

また併用できない薬の種類が非常に多いので、他に服用している薬がある人は医師に服用している薬を知らせてカルバトールとの併用が問題ない薬か確認してもらうべきです。

カルバトールは服用を始めてすぐに効果があらわれる訳ではなく、服用から早くても一週間以上は効果があらわれるまで時間が必要です。

人によっては数週間の服用して効果が得られる人もいるので、ある程度の期間は服用を続ける必要があります。

カルバトールを購入する場合は保険適用外になるので、ある程度費用がかかる事は事前に知っておくと良いです。

カルバトールの有効成分はカルバマゼピンで、テグレトールはカルバトールの先発薬となります。
先発薬であるテグレトールは保険適用で使用する事ができます。